かっぴーさんの発明
最近、ものすごい勢いで出てきてWEB界隈をにぎわせている、かっぴーさん。
僕も最初に「フェイスブックポリス」を読んだときに衝撃を受けました。
特に笑ったのが、2、3ページに一コマくらいの割合で出てくる、名詞をオノマトペ風に使った表現。
この「ザッカァァバァーグ」とか
この3コマ目の「アニマァァル」とかね。いまあらためて読み直してたら、「初めて見た」っていう状況のコマに「ショケーン」とか書いてあって、いろいろ応用もあるみたい。
もう、これが出てきただけで笑ってしまうというか、卑怯というか、いままでこういう表現していた人って誰かいたかなぁ。もしかしたら、かっぴーさんも誰かがやっているものから着想を得たのかもしれないけど、これは、エディ・ヴァン・ヘイレンがライトハンド奏法を発明した(実際にはその前から使っているギタリストはいたけど)といっていいくらいに、かっぴーさんの発明といっていいと思います。
しかも、ギャグマンガだけでなく、こんなシリアスなマンガや、
こんなおもしろい小説まで発表していて、才能に嫉妬してしまいます。
実は先日、宣伝会議が主催する「コピーライター養成講座」の無料セミナーを受けてきたのですが、
アンケートの「最近気になる広告」という項目に「一連のかっぴーさんを起用したタイアップ広告」と書いて提出したら、講師の人に「伊藤くん(かっぴーさん)もこの講座の卒業生ですよ」と教えていただきました。
きっと、才能に見える部分の裏には、ものすごい努力や工夫や勉強が隠れているのだろうと思います。
自分は40代半ばですが、かっぴーさんの才能に嫉妬しつつも、努力を積み重ねていきたいと思います。