就職・転職とバンド活動は似ているんじゃないか説
今日は取材先直行だったので、お弁当はないのです。
ところで--。
よく「就職と結婚は似ている」っていいますよね。
でも、就職とか転職って結婚よりもバンド活動の方がもっと似ていると思うんですよ。
たとえば、本当は総務(キーボード)が得意なのに、入社(メジャーデビュー)のときに「君、営業(ギター)やって」っていわれて、そのまま営業(ギター)をしていて、気が付いたら会社(バンド)が大きくなっちゃって(売れちゃって)……とか、これほとんど木根さん(TMN)の話ですけど。
何がいいたいかというと、人材と雇用のミスマッチみたいなものは会社でもバンドでも起こるんだなということで。
・本当は雑誌(ヘビメタやハードロック)が好きで、出版社(ヘビメタバンド)に入ったんだけど、会社が倒産(バンドが解散)して食品メーカー(ガールズポップバンド)に転職(加入)したら、会社が大成功した(バンドがバカ売れした)とか。
--これは元JUDY AND MARYのドラム、五十嵐公太さんの話だ。
・最初の会社(バンド)は、商社(グランジ・オルタナティブ系)で人事(ドラム)だったんだけど、そこである程度成功したのち、同じ業界で新たに起業してマーケティング(ギター兼ボーカル)を担当してその会社(バンド)でも大成功とか。
--これは元ニルヴァーナで現フー・ファイターズのデイヴ・グロールの話。
・とにかくたくさん転職(いろいろなバンドを渡り歩く)。
--これはコージー“渡り鳥”パウエルの話。
そういうわけで、自分が得意な職種(楽器)とか好きな業種(音楽ジャンル)とかいろいろあるだろうけど、どの会社(バンド)が成長するか、失敗するかなんて、はっきりいってよくわからないです。大事なのは、自分が活きる環境が見つかるといいですね、という話でした。
(なんか最近、退職、転職、就職エントリーばかり目立っていたので、ふとこんなことを考えました)
そんな私のおススメのバンドは、元ELLEGARDENの細美武士さん率いる上の二つのバンドです。以後お見知りおきを。